無人航空従事者試験(ドローン検定)3級 航空工学・飛行原理

揚力の発生原理、マルチコプターの飛行特性と機体の動きに関する工学知識

問題情報

分野航空工学・飛行原理
問題数10問
出題頻度

問1

ベルヌーイの定理に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 流体の速度が速いところでは圧力が高くなる
  2. 流体の速度と圧力には関係がない
  3. 流体の速度が速いところでは圧力が低くなる
  4. 流体の速度が遅いところでは圧力が低くなる

問2

固定翼機とマルチコプターの飛行特性の違いに関する記述として正しいものはどれか。

  1. 固定翼機は前進速度がなければ揚力を得られないが、マルチコプターはホバリング(空中静止)が可能である
  2. マルチコプターは固定翼機と同様に、前進しなければ揚力を得ることができない
  3. 固定翼機はマルチコプターと同様にホバリングが可能である
  4. マルチコプターは固定翼機に比べて、一般に長時間の飛行に適している

問3

マルチコプターのプロペラ(ブレード)が推力を発生させる仕組みとして正しいものはどれか。

  1. ブレードの回転によって生じる遠心力が推力となる
  2. ブレードの表面摩擦が空気を押し出すことで推力が生まれる
  3. ブレードの重量が落下することで反動が推力となる
  4. ブレードの翼型断面が回転することで上下面に圧力差が生じ、推力が発生する

問4

マルチコプターが垂直に上昇するための操作として正しいものはどれか。

  1. 前方のローターのみ回転数を上げる
  2. すべてのローターの回転数を均等に上げる
  3. 後方のローターのみ回転数を上げる
  4. すべてのローターの回転数を均等に下げる

問5

マルチコプターが前進飛行する仕組みとして正しいものはどれか。

  1. すべてのローターの回転数を均等に上げて推力を増やす
  2. 前方のローターの回転数を上げ、後方を下げて機体を後方に傾ける
  3. 後方のローターの回転数を上げ、前方を下げて機体を前方に傾ける
  4. 左右のローターの回転数に差をつける

問6

クアッドコプター(4枚ローター機)がプロペラの反トルクの影響を打ち消す方法として正しいものはどれか。

  1. 隣り合うローターの回転方向を交互に逆向きにする
  2. すべてのローターを同じ方向に回転させる
  3. テールローターを装備してトルクを相殺する
  4. ローターの回転数を常に変動させて打ち消す

問7

対気速度40km/hで飛行しているドローンが、10km/hの向かい風を受けている場合、対地速度として正しいものはどれか。

  1. 50km/h
  2. 40km/h
  3. 10km/h
  4. 30km/h

問8

地面効果(グランドエフェクト)に関する記述として正しいものはどれか。

  1. 高度が高いほど地面効果は大きくなる
  2. 地面近くを飛行するとき、揚力が増加する現象である
  3. 地面近くを飛行するとき、揚力が減少する現象である
  4. 風が強いときにのみ発生する現象である

問9

回転翼機がホバリングから水平飛行に移行する際に生じる「転移揚力」の説明として正しいものはどれか。

  1. 水平移動によりローターの効率が低下し、揚力が減少する現象
  2. ホバリング中にのみ発生する揚力増加の現象
  3. 水平移動によりローターディスクを通過する空気量が増え、ローター効率が上がり揚力が増加する現象
  4. 急上昇時に一時的に揚力が失われる現象

問10

オートローテーションの説明として正しいものはどれか。

  1. エンジン停止時に、下方から流入する空気によってローターを回転させながら降下する飛行状態
  2. エンジン出力でローターの回転数を自動的に上げる飛行方式
  3. プロペラの回転数を自動制御で一定に保つ機能
  4. 離陸時にローターを高速回転させてから上昇する技法

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